小児アレルギー科

Medical

小児アレルギー科|国分寺市|小児科|アレルギー科 - くぼしまこどもクリニック

MEDICAl

小児アレルギー科

アレルギー専門医によるアレルギー診療

アレルギー専門医によるアレルギー診療

赤ちゃんをはじめこどもたちはアレルギーの症状が出やすいので、おうちの方は不安になることが多いと思います。数日で治る病気ではないので、その体質と上手にお付き合いしてコントロールすることが大切です。
小児期のアレルギーは、年齢によって発症しやすいものとそうでないものがあります。お子さまの成長段階に合わせて、適切な診断、適切な治療が必要です。
アレルギーとの上手なお付き合いのしかたやアレルギーの年齢による変化なども、お子さまひとりひとりの体質によって少しずつお話しすることが変わってきます。
その体質と上手にお付き合いが出来ますよう、アレルギー外来では少し長くお時間をいただき優しく詳しく丁寧に説明させていただきます。

院長は数少ないアレルギー専門医(小児科)です。

(ほとんどの小児科医は小児科の中で皆それぞれ専門を持っています(専門医)。標榜やHP上でアレルギー診療とあっても実はアレルギー専門医でないことが多いのが現状です。また皮膚科の先生も赤ちゃんから幼児を専門にしている先生はとても少ないのが現状です。ですから乳幼児のアレルギーはなかなか難しいと言われてしまいます。)

特にアトピー性皮膚炎は専門性が高く、多くの「コツ」があり、専門医でないとなかなか良いコントロールは出来ません。その上、悪い状態で長引かせ受診が数年遅れてしまいますと、どんどんコントロールもしにくくなる傾向にありますので早めの受診が必要です。

食物アレルギーもまた専門性が高く、多くの「コツ」があります。小児科の一般外来で短時間の説明でコントロールできる程簡単ではありません、しかし、専門医がアレルギー外来でしっかり説明させていただけましたらほとんどのお子さまはコントロールできると思います。

気管支喘息や花粉症、アレルギー性鼻炎、じん麻疹も重症度が高くなればなるほど専門性は高くなっていきます。しかし、現在は最近20年程の医療の進化のよりアレルギー専門医がコントロールできないアレルギー疾患は本当に少なくなりました。

20年程前に「こども」だったママやパパが、その頃今のお子さまと同じアレルギー症状だったとしても、20年前と現在の治療とその効果はまったく変わったと言っても過言ではありません。保護者の方ご自身がアレルギーで苦労された思いを、お子さまには苦労させなくて済むように一緒にがんばりましょう。

院長がアレルギー専門外来にてわかりやすく丁寧にご説明させていただきます。
アレルギーで悩むお子さまやご家族にとって快適に生活できるようにサポートいたします。
問診や検査から診断し、適切に治療を行っていきます。

こどもによくあるアレルギーの病気

こどもによくあるアレルギーの病気

当院では次の病気の診断・治療をしています

  • アトピー性皮膚炎
  • 食物アレルギー
  • ぜんそく
  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎
  • 舌下免疫療法(スギ・ダニ)による治療

※問診、採血などによるアレルギー診断を基本としています。

アトピー性皮膚炎

こどものアトピー性皮膚炎

かゆみで眠れない、
イライラする、
集中できない。
つらい思いを無くすために

アトピー性皮膚炎は、痒みの強い湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返し長く続く病気です。痒みにより睡眠障害、集中力の低下、成長障害の原因にもなりえます。
皮膚のバリア機能がうまくいかず水分保持ができずに、乾燥してかゆみを感じやすい状態といえます。
乳児では4人に1人がアトピー性皮膚炎との報告もあるほど、実は多くのこどもが持っている疾患です。
そして現在はアレルギー専門医からするとコントロールすることはそんなに難しくない疾患なんです!(難治だから仕方ない、なんて思わないでください!)
治療の原則は、皮膚の炎症を抑え、湿疹のおこる原因をなくし、スキンケアを徹底して皮膚のバリア機能を整えることです。湿疹がおさまったあとも皮膚のスベスベ・ツルツルを維持するため予防的に軟膏治療を継続することです。
しっかりと治療をすることで、つらい思いをしているお子さまを、かゆみから解放してあげましょう。

食物アレルギー
原因となる食品(アレルゲンと呼びます)を特定し、食事指導(正確な除去方法など)を行います。また、アレルギー症状が出た時の適切な対応方法について指導いたします。 症状が出るものを除去するだけでなく、お子さまの成長に必要な栄養素をしっかり摂ることができる方法を一緒に考えます。 当院には除去食などにも精通した管理栄養士がおります。離乳食教室などで一緒にお料理して作り方をお教えします。 その他、学校給食への対応や、遠足や旅行行事での食生活の注意点についてもご説明いたします。 重度のアレルギーを持つお子さまの食物経口負荷試験については専門の病院をご紹介いたします。
ぜんそく
ぜーぜー苦しい・・。苦しくて眠れない・・。 気管支喘息は、典型的には発作時に咳や喘鳴(ぜーぜー)を認めて呼吸困難になる病気です。慢性の気道炎症があり、何かの刺激によって気道過敏性が亢進して発作を起こします。症状は自然ないし治療によって軽快しますが稀に呼吸困難状態となります。 しかし乳幼児はアレルギー性の喘息でなくても気道感染に伴って喘鳴が聴かれることも少なくありません。 しっかりとした診断には、しっかりとした問診が重要です。さらにアレルギーの血液検査(IgE検査、)、なども実施します。 小児喘息の治療は、“症状のあるときにする治療”(発作時)と、“症状が落ち着いているときにする治療”(長期管理)とに分けて考えることが大切です。特に、喘息は慢性の気道炎症なので、症状のないときの治療が重要となります。 治療には内服薬、吸入薬などがあります。 ダニが原因のアレルギーの場合は、舌下免疫療法も受けられます。 発作の誘因(お部屋の塵やダニ、ペットの毛、タバコの煙、感染症、気候、運動など)やその対策について考え、お子さまにあった管理の方法を見つけていきます。 お子さまやご家族とコミュニケーションを取りながら、一緒に考えながら治療を行っていきましょう。
花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)
花粉が飛散する時期に、鼻炎や結膜炎を生じるため、少しでも症状が生じるようであれば原因を避ける生活指導を丁寧に説明させていただいた後、お薬の治療を開始します。 花粉症にも専門医ならではの「コツ」があります。お聞きに来てください。 それら治療効果の認められない重症の方は、スギ花粉が原因の花粉症の場合舌下免疫療法もあります。
参考サイト
鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイト
アレルギー性鼻炎
ダニ、ハウスダスト、スギといったアレルゲンが原因でくしゃみ・鼻水・鼻づまりといった症状がみられます。小児喘息患者の約70%が合併しているといわれています。原因となるアレルゲンの検査を行い、原因を避ける生活指導を丁寧に説明させていただいた後、内服薬、点鼻薬、減感作治療などを行います。