小児皮膚科

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小児皮膚科|国分寺市|小児科|アレルギー科 - くぼしまこどもクリニック

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かゆみのある湿疹、乳児湿疹、乾燥肌、かぶれ、あせも、よだれかぶれ、おむつかぶれ、虫刺され、アトピー性皮膚炎などなど、小児の皮膚はなんでもご相談ください。

乳児・幼児をはじめとする小児の皮膚は、大人と違い特有で、その診察・治療には非常に多くの「コツ」があります。それは残念ながら育児雑誌にも医学書にも載っていないことが多いのです。小児アレルギー専門医の院長は、乳児・小児のアトピー性皮膚炎を専門にしていることもあり、多くの乳児・幼児・小児の皮膚を診察・治療してきました。そのため、小児における皮膚疾患をとても得意としております。
新生児・乳児から小児期までの皮膚でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
特に他院にて「乳児湿疹」や「乾燥肌」と言われていて、なかなか治らなくて困っている、という方は診断が異なる可能性があります、是非一度受診してみてください。

乳児湿疹
実は、「乳児湿疹」とは赤ちゃんにできる湿疹の総称です。本来は病名ではありません。乳児(0歳児)に起こる湿疹はなんでも乳児湿疹と言えてしまうので、診断名として、「この湿疹は乳児湿疹です」というのは、そもそも乳児なのですから当たり前で、あまり良くありません。
本来は、乳児のその湿疹の本当の病名は何か(生理的な乳児脂漏性湿疹なのか、あせもなのか、アトピー性皮膚炎なのか、などなど)診断することが、まず第一歩なのです。
診断があって初めて、その原因や対策そして治療はどんなものか、はっきりさせることが出来ます。
しかし、その診断が実はそんなに簡単なことではないんです。
まず新生児・乳児は、生理的に非常に特殊な存在なので、皮膚以前に新生児・乳児自体の専門知識が必要です(皮膚科の先生で新生児・乳児を専門にしていらっしゃる先生は非常に少ないのが現状です)し、さらに何年もかけて多くの症例を経験しないと、なかなか自信を持っては診断できないものなんです。
ですから、逆に言えば、自信のない時に使われてしまう病名と言えます。
特にその「乳児湿疹」と言われてしまった湿疹が、本当はアトピー性皮膚炎だった場合、診断して原因を調べて治療をすれば、すぐに治せます。本来、赤ちゃんにとっては、かゆくて眠れなかったり泣き止まなかったり苦しんだりせずに済むのに、「乳児湿疹だから」といって放っておかれてしまい、かわいそうなんです。
赤ちゃんがかゆそうなときは早めに来てください。
「乳児湿疹」と言われていて、なかなか治らない湿疹でお困りでしたら、是非いらしてみてください。
長引く乾燥肌
乾燥肌も専門でない先生に少し便利に使われてしまう病名と言えます。
多くの患者さまが、他院で「とにかく保湿剤を塗りなさい」と言われて塗っていたけど治らない、と当院を訪れます。
本当にただの乾燥肌なのであれば、ほとんどのものは市販の保湿剤などでコントロール出来てしまいます。
そのような市販薬や保湿剤ではコントロールできない、皮膚の荒れやかゆみなどを伴う乾燥肌の場合、やはりただの乾燥肌ではないことが多いのです。
「乾燥肌」と言われていて、なかなか治らない湿疹でお困りの方も、是非いらしてみてください。
あせも
あせもも、赤ちゃんやこどもたち特有の治し方「コツ」があります。
また汗のコントロールも大事です。大人とはちょっと違います。
おむつかぶれ
どんな赤ちゃんでも必ず少なからずなってしまいます。
原因によっていくつか種類がありますので、診察させていただきます。
よだれかぶれ
赤ちゃんたちは、2歳頃まで口周囲はよだれでダラダラです。
保湿剤ではなかなか良くならないよだれかぶれは、放っておくとどんどん悪化してしまいます。
悪化する前に治しましょう。
とびひ
かきむしっている皮膚に細菌が入ってジュクジュクしてきてしまった状態です。
本当の名前は伝染性膿痂疹と言います。
乳幼児は免疫力が低く感染に弱いので、悪化してしまうと全身に感染が広がってしまい重症化することがあります。
なるべく早く治療しましょう。
クリニックでは治療の仕方をご説明させていただきます。
水いぼ
本当の名前は伝染性軟属腫といって、皮膚の小さな傷などからウイルスが感染することによって小さなイボが発生する皮膚感染症の一種です。
皮膚のバリア機能が未熟な7歳以下の小児に発症しやすいです。
イボの内部には原因となるウイルスが潜んでいるため、潰れたイボに触れた指でほかの部位をかいたり触れたりすることで広がっていきます。
イボの多くは半年~1年ほどで自然に消退していきます。著効する治療はないのですが、対処法などをご説明させていただきます。
アトピー性皮膚炎
小児のアトピー性皮膚炎は、小児アレルギー科のページにも載せましたがアレルギーが関与するものがあります。
しかし、そのコントロールにはアレルギーだけではない、小児ならではの多くの専門的なコツが必要となります。
また、大きな問題点として、年齢が大きくなればなるほど治りにくくなる、という傾向があります。
最近の医学の進歩は目覚ましく、アレルギー専門医であればほとんどのアトピー性皮膚炎はコントロールできる時代になってきました(20年前はコントロールの仕方がなかなかわからず試行錯誤の時代でした)。
そんな現在でも、皮膚の炎症がひどい状態を何年も放置していると治りづらくなってしまいます。
もし今まで近所の先生には「アトピー性皮膚炎とは言えない」と言われていても、実はその先生が小児の皮膚の専門でない場合があります。
こどもたちのなかなか治らないかゆみのある湿疹は、ぜひ早めに一度診察しに来てくださいね。